ベトナム株の取引概要
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ホーチミン証券取引所 (HSX) |
ハノイ証券取引所 (HNX) |
未上場公開株取引市場 (UPCOM) |
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取引日 | 月曜日~金曜日(現地の祝祭日を除く) | ||
取引通貨 | ベトナムドン (VND) | ||
額面価格 | 1万VND | ||
取引単位 | ・取引単位:10株または10口 | ・取引単位:100株または100口 | ・取引単位:100株または100口 |
・市場取引:500,000株または500,000口まで取引可。 ・相対取引:20,000株または20,000口から取引可。 |
・相対取引は5,000株または5,000口から取引可。 | ・相対取引に株数の制限はありません。 | |
・単元未満株取引については、単元未満株売買契約で行うことになっています。 | ・単元未満株取引は、市場取引、または相対取引で行うことになっています。 | ・単元未満株取引は、市場取引、または相対取引で行うことになっています。 | |
取引単位 | ◇株式及びクローズドエンド型投資ファンドの市場取引: +株価9,990VND以下:10VND刻み +株価10,000以上~49,950VND以下:50VND刻み +株価50,000VND以上:100VND刻み ◇上場投資信託(ETF)の市場取引:10VND刻み |
◇株式の市場取引:100VND刻み ◇株式の相対取引及び上場投資信(ETF)の市場取引:1VND刻み |
◇株式の市場取引:100VND刻み |
相対取引:呼び値は定められていません。 | |||
値幅制限 | 当日基準値±7% | 当日基準値±10% | 当日基準値±15% |
上場初日:取引基準株価±20% | 上場初日:取引基準株価±30% | 上場初日:取引基準株価±40% |
ホーチミン証券取引所 (HSX) |
ハノイ証券取引所 (HNX) |
未上場公開株取引市場 (UPCOM) |
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取引時間 | 取引方法 | 注文方法 | 取引方法 | 注文方法 | 取引方法 | 注文方法 | |
前場 | 9:00~9:15 (日本時間:11:00~11:15) |
板寄方式及び相対取引 | 寄付成行(ATO)及び指値(LO) | ザラ場方式及び相対取引 | 成行(MAK・MOK・MTL)及び指値(LO) | ザラ場方式及び相対取引 | 指値(LO) |
9:15~11:30 (日本時間:11:15~13:30) |
ザラ場方式及び相対取引 | 成行(MP)及び指値(LO) | |||||
休憩 | 11:30~13:00(日本時間:13:30~15:00) | ||||||
後場 | 13:00~14:30 (日本時間: 15:00~16:30) |
ザラ場方式及び相対取引 | 成行(MP)及び指値(LO) | ザラ場方式及び相対取引 | 成行(MAK・MOK・MTL)及び指値(LO) | ザラ場方式及び相対取引 | 指値(LO) |
14:30~14:45 (日本時間: 16:30~16:45) |
板寄方式及び相対取引 | 引け成行(ATC)及び指値(LO) | 板寄方式及び相対取引 | 引け成行(ATC) 及び指値(LO) | |||
14:45~15: (日本時間: 16:45~17:00) |
相対取引 | 時間外取引 | 時間外取引注文(PLO) | ||||
相対取引 |
1. 取引方法について
・板寄方式:その時点で出されている注文に対し、成行注文を最優先し、次に値の高い買い注文と値の安い売り注文を突き合わせて数量的に合致する値段を決めていく方法です。
・ザラ場方式:取引時間中に、値段優先で気配値をもとに条件が同じであれば発注が早いものから売買を成立させていく方法です。
2. 注文方法について
・指値(Limit Order=LO):一旦システムに入力されたが、約定しなかった場合(または一部約定した場合)、その注文は取引が終了するか取り消されるまで、待機状態となります。
・寄付成行(At The Open=ATO):寄り付き(板寄方式)に適用される成行注文で、指値より優先されます。寄り付きで約定しなかった場合、取り消されます。
・引け成行(At The Close=ATC):後引け(板寄方式)に適用される成行注文で、指値より優先されます。後引けで約定しなかった場合、取り消されます。
・成行(Market Price=MP):ザラ場方式に適用される成行注文で、指値注文より優先されます。システムに入力されると、現在出ている注文の中で最もよい条件で約定します。最もよい条件で全ての注文が約定されなかった場合には、1つ低い(高い)価格で約定します。
・成行MOK (Match Or Kill):システムに入力され、全ての注文が約定しなかった場合、全ての注文が取り消されます。
・成行MAK (Match And Kill):システムに入力され、全ての注文が約定しなかった場合、まだ約定されていない分が取り消されます。
・成行MTL (Market To Limit):システムに入力され、全ての注文が約定しなかった場合、まだ約定していない分は指値に切り替えられ、まだ約定していない分は1つ低い(高い)価格で約定します。
・時間外取引注文(Pegged Limit Order=PLO):注文価格が後場板寄せ取引の約定値である終値のみで、反対注文があれば即時約定する注文です。その日に取引がなく終値が付かなかった場合には、時間外取引の注文はできません。注文可能時間は時間外取引の時間帯で、事前注文はできません。
3. 約定の仕組みについて
値段優先:高い買い注文と安い売り注文を優先して売買を成立させていきます。
時間優先:同一価格の注文は発注が早いものから売買を成立させていきます。
4. 受渡日
注文種類 | 資金凍結(買い注文の場合)・株式凍結(売り注文の場合)期間 | 資金決済日(買い注文をした口座の資金を減らし、売り注文をした口座の資金を増やす) | 株式決済日(売り注文をした口座の株式を減らし、買い注文をした口座の株式を増やす) |
買い注文 | T+0 ~ T+2 | T+2(午後4時) | T+2(午後4時) |
売り注文 | T+0 ~ T+2 | T+2(午後4時) | T+2(午後4時) |
※T+0:約定日 |